Athlon64 導入  .... 04.9.23~

(Athlon64導入時の顛末日記ログ)
Athlon64 3200+ (CG)     .... 04.9.23(木)


XP 2600+(2.13GHz)
から 64 3200+(2.21GHz)へのアップグレードは、クロック数からいうと大した違いがないけど、AMDの対ペン4指数?としては2600+から 3200+へと600+のPerformanceアップとなるはずだ。(理屈ではそういえるけど、大した違いはないのが実態。)
どうせSystemを大きく弄ることになるなら、+600程度の変化でなく、将来的には939ピンの高クロックなのが欲しかったところだけど、939ピンAthlon64はまだ高くて(ペン4みたいに高い)手が届かない。で、落ち着いたところがこれ。
今回とりあえずは、M/BとCPUだけのアップグレードで何とか持ちこたえようとしていたんでしたが、M/Bの初期不良などにつき合ったりしてるうちに、メモリ電源も追加投資するハメになった。(+_+)

Athlon64になって、ついにコアむきだしじゃなくなった。クーラー取付もリテンション付きで楽になったこともあり、もうコア欠けで一騒ぎすることもなくなるんでしょう。Coolin'n'Quiet(CPUの動作状況に応じて自動的にクロックと電圧を制御する機能)が使える。おまけにこの石はCGコアでもある。OPNの末尾が“AX”となる製品は“CG”リビジョンだとされており、負荷が少ない状態(ミニマムパワーステート)の際のVcoreが1.3Vから1.1Vに低下すること、これにともない、この状態でのTDPも35Wから22Wに減少すること、さらに、Suspend to ram(システムのサスペンド時にシステムデータをRAMへ保存すること)時のI/O消費電力が600mWから160mWに減少することなどが、この前のCOコアとの違い。いくつかのBenchなどでも新CGコアが(いくらかだけど)優秀になってる。
XPの2600+から64の3200+へとアップさせたわけだけど、クロックの違いはたいしたことがないので、せめて、ここらへんの性能アップには期待したい。思えばAthlon始めたのは500MHzからでした。(懐かしい)

  

久々にリテールなCPUにしたおかげで、保証書やらManualのようなものまでいろいろ箱に入っている。
残念なのは、Athlon64のEmblemは付いてなく、入ってたのはシール。(*_☆
どうせなら、シリコングリスなんかも付けてくれるとひと揃いそろって助かるのに。


CPUクーラーはSocketAのが幾つかあるのだけど、Socket754に変わったことで手持ちのが使えない。
今回は面倒なので箱入りCPUを選択したことで、付いてきたのがこのリテールクーラー&ファン。
標準なものとしては意外に音も煩くなく、十分満足。
何といってもリテンション付きで取付が楽なのが助かる。

Socket754なM/B (MSI K8N Neo FSR)          .... 04.9.23(木)

MSIの64bitM/B、PLATINUM版も含めていろいろトラブルが多発しているようです。
ワタシのがそうだったように初期SETUP時の思わぬところでの再起動や、他にはUSB関連の不具合、S-ATA周辺のブートトラブルなど、初期不良が当たり前のように不具合の報告が続出している。(もっと慎重に調べるんだった…。)
BIOSの改良などでいくらかは改善が期待できるのかも知れないけど、しばらくは楽しめそうなM/Bのようで飽きさせない。(^^;;

MSI のを選択したのは、直前まで使っていたのが同じMSIのKT3 Ultra だったからでその延長(勿論、途中とばしてるけど)。VIA ばかりでなくnForce3を使ってみたかったこともある。高級感ある??黒いM/Bだけど、Platinum版ではない。ケースへの取付位置はブラケット1つ分くらい低いところに付く。おかげで、右隅のスイッチやLEDコネクタの取付は手のままだとけっこう苦労する。M/B交換して面倒なのがいつもこの部分。
(全体画像…取付前に撮ったヤツが汚いのでWebから落とす) m(_ _)m

blogにも書いてみたけど、AMDもCPUソケットにリテンションが付くようになった。パッと見、ペン4な板と見分けが付きにくくなったともいえる。しかし、リテンション付きだととってもCPU クーラーの取付が楽なことにはじめて気がついた。左の橙色の2つあるコネクタが、S-ATA。

IO部は昔とはずいぶん変わったなぁ..としみじみ。シリアルもパラレルも、そのうちなくなるんじゃないかな。Networkは今やオンボードが当たり前で、Gigabitだけど周りのPCが100ベースなのでしばらくは関係ない。onBoardなSound関係のポート(右の6つ穴とパラレル下のリング付き)は要らないのでただの飾り。PlatinumじゃないのでIEEEは塞がってる(シリアル右)。


おまけ...いろいろ。
ドライバCD くらいしか使わないだろうと始めたのだけど、初期の動作不安定でとりあえず殆どのパーツを封切りして試してみた。
結局はサポートに送ってみたところ「初期不良でした」とのことで、新しいのをまた封切りすることになった。(*_*)
S-ATAケーブル、まだ役にたってないけど、ぜひ使ってみたい。少し時間をおいて、それなりのHDD を足すことにしましょう。
これまでの2nd HDD(40GB)がちょっと怪しい動きをするのでサブPCにとりあえず移植したこともあり、HDD1本だけだと先行き不安でもあるし。
RAID はしばらく組む予定はない。今どきの大容量HDDだと、昔RAID-0やってた頃と比べて単体のままでも速さはまったく遜色なくなってる。
ホントは(どうせなら)ソケット939にしたかった...。
 

DDR400(PC3200)箱入りメモリ  .... 04.9.26(日)
 
 

バルクじゃない箱入りメモリを買ったのは、多分初めてだと思う。
化粧してない白箱入りのIOデータのサムソンチップな512MB。バルクと比べても大して(うんとは)高くなかったこともあり、システム不安定の問題切り分けするのにちょっとでも安心感のあるものを選択した。「無期限保証」というのがなんともすごい。
結局はメモリのせいではないと分かったのだけど、悩んだおまけにメモリがDDR333(PC2700)からグレードアップすることになった。


電源(Antec TRUE430 S-ATA V2)を強化  ... 04.10.1(金)
 
 

+12V出力がおおよそこれくらいあれば十分と思って組み入れたのが、Antec TRUE430 S-ATA V2
トータル出力430W というのは、これまで使っていたモノと大した変わりはないけど、右の写真の出力スペックをみても分かるように、今どきのCPUは+5V と+12V が多少余裕があったほうが安心して使っていられる。初期のAthlonは+5V と+3.3V の合計出力(コンバインパワー)が問題だったんでしたが、近頃は専ら+12V に偏ってる。26Aあればまぁしばらくは大丈夫でしょう。
ファンが2個付いてるけど、風量はおよそ手を当ててみても微風といったもので、超静音とか極静音とかのキャッチコピーはないけどかなり静か(なんだと思う)

この電源のInstallではちょい嵌った。電源ユニットのねじ穴とケース(MT Pro1200)の取付ねじ穴とがどうやっても合うポイントがなく、ガムテープででも固定するしかないか(これはどうせ熱で無理)とも諦めたところ、このWindyのケースはクセがあってなんとケース取付のアダプタが付いていたことを忘れていた。取り外した前の電源からそいつをひっぺがしてやっと収まる。…A(左右2点ネジ)
このアダプタのおかげで取付はできたのだけれど、珍しく背面に1個付いていた外部電源コネクタが半分ほど隠れてしまって使えない。これは勿体ない気がする。…B
背面のIOシールドは、当初M/Bとケースとのショートなど疑ったこともあって、最初は丁寧にはめていたのだけど結局取り外して空気(ホコリ吸入)穴にしたまま使うことにする。 …C

上の、黄色と黒のケーブルが刺さっているのがいわゆる田の字の12v電源コネクタ。これが専ら近頃の高クロックなCPUへの電源供給の役目を果たしている。
前の電源にも田の字コネクタに刺さるケーブルはあったけれど、15Aの供給力しかもっていなかった。


ケースの前面下部に取り付けられるのがD-ブラケット。USB2が2個と、POST時のエラーを信号で教えてくれるLED。これはInstallした直後やBIOS弄って立ち上がらないときなど、けっこう役立つ。


xxblog からテキストログ (「Athlon64導入の日々 9/23~10/3の分)

Bench & Performance に続く

S-ATAな2nd HDD (Barracuda 7200.7 SATA 160023)
.... 04.10.16